こんにちは 秋田県で不動産投資をしております だいた(@daita_fudousan)と申します
今回は第二種電気工事士技能試験まであと11日、もしくは12日となりますので、受験の方向けに気を付ける点をお伝えしたいと思います
実は私は去年の12月24日に技能試験を受験して不合格となっています…
不合格の記事は以前紹介していますので、宜しければそちらも参考にしてもらえると嬉しいです
今回は失敗も踏まえ、試験会場での注意点や、試験本番の注意点、工作物の注意点、所持していた方がい良いツールに関してお話したいと思います
まだ受験をしていない、しようと考えていない方でも受験してみようかなという内容になっていますので、宜しければ最後までお付き合いいただければ幸いです
【戸建投資】第二種電気工事士技能試験の注意ポイント
今回紹介したい内容は以下の通りです
順を追って説明して参ります
第二種電気工事士で出来る事
先ず第二種電気工事士を取得すると、家庭用のスイッチやコンセントの交換などが出来ます
実際に戸建投資を始めると、リフォームにお金がかかるのですが、電気工事士にお願いしないといけない作業もそこそこ代金として発生します
肌感覚ですが、どこかにコンセントを取り付けるとなると、私は1カ所で安く見積もって大体5,000円くらいを見積もります
ネットで見ると1万円くらいかかったりするようです…
もしその作業が部材だけで済むのであれば恐らく2,000円くらいで済むかなと感じます
また、築年数が古い戸建になるとコンセントの差込口が古めかしいのが多いのですがこちらも資格を取れれば施工可能です
築古戸建を購入しているとだいたい遭遇する古いコンセントも交換可能です。部材もそこまで金額は高くないですし、専門性はあるとはいえど、ホームセンターで購入も可能。新しいスイッチやコンセント、もしくは必要がなければコンセントカバーもつけることも出来ると思います。
そのほか第二種電気工事士をもっているとリフォームする職人さんにも重宝されますし、実地経験があれば就職先も結構あります
持っておいて損はないと思う資格です
試験は筆記試験と技能試験が行われます
筆記試験が先にあり、100点中60点を取れれば合格(1問2点で50問出ます)です
私は完全に文系の人間でしたが1.5カ月×1時間くらいの勉強時間でパス出来ました
おすすめの参考書はこちらになります
勉強方法のコツに関しても以前記事にしていますので併せてご覧いただけたら嬉しいです
今回は技能試験本番直前なので技能試験に特化した記事にしたいと思います
試験前に一読してほしい資料
この資料は存在は知っていたのですが、テキストを購入しているので確認しなくていいと思っていましたが絶対に確認した方が良いです
電気工事士技能センターのホームページに欠陥のポイントに関して資料があります
私はこの『技能試験の概要と注意すべきポイント』を一度も確認せず受験してしまいました
こちらには欠陥となる理由が掲載されています
PCやスマホがあれば確認できますが、電気工事士技能センターのホームページが非常に分かりずらい設計になっています
URLを張り付けておきます
PDFファイルが2つあるのですが、どちらも一読してもらいたいです
特に『技能試験の概要と注意すべきポイント』に関しては、写真も掲載していますので分かりやすいです
私がもしかしたら不合格になったのかもというものもあり、一度確認は必須です
ちなみに不合格かもと思ったのは、リングスリーブの圧着時、心線がちゃんと圧着先に全部出ていないといけないのに出ていないと欠陥という点でした
これは試験時見逃していたので、この辺で不合格になった可能性があります
技能試験会場での注意点
技能試験の会場は、各県で決められた試験会場へに訪れて試験となります
私は秋田県で受験なので「秋田県JAビル」での試験となります
試験開始は11時30分になっていますが着席時間が10時50分までとなっておりますので要注意です!
10時55分より入室禁止となります
また県によって実施日が7月22日と23日で別れていますのでその辺も注意が必要です
慣れない会場であればかなり早めに到着することをおすすめしたいです
また受験票が期日に届かないというケースもあります
実は私は筆記試験の受験はがきが届かないケースがありました
その場合、決められた期日までの連絡をくださいという表記があるのでそちらに連絡すると恐らく試験当日の再発行手続きをするので1時間くらい早く到着してくださいとアナウンスがあると思います
受験票発想の日にちと、届かないからこの日までに連絡をくださいと受験案内に書いているのですが正直分かりづらいです…
インターネットで受験申し込みを私はしたのですが、確か受験案内のリーフレットなどは送られてきませんでしたし、ホームページに受験案内はあるものの
確認を必ずしてください!の案内はないので、一読必須ですがその案内もありません…
ですので一度受験前にホームページは要確認下さい
なお試験結果もホームページ確認が最短で確認できますから、ネットでの受験申し込みを強くオススメします
私自身、あまり何かを否定するのは好きではないのですが、正直ホームページは結構不親切な設計になっているので注意しましょう
技能試験本番の注意点
前回の試験を元にお話していきます
技能試験は各机が用意されますが長テーブル(事務所や受付会場で見かけるテーブルを想像してください)で各テーブル2名ずつ座っていく感じでした
自分の与えられるスペースは横で1メートルくらいで縦は50センチくらいでしょうか?
結構スペースが限られます
あまりものを置くスペースがないので、作業しながら片づけをするとかが必要になるかもしれません
隣の人がそこそこ近いので作業の音も気になるところですが、こればかりは防ぐ方法がないのですが当日私の隣の方はかなり音を立てて作業する人でした…
耳栓も恐らく使用できないと思いますが、試験管に確認してみても良いかもしれません
完成した工作物には名前と受験番号を書いた紙を取り付けないと欠陥になります
絶対に忘れないようにしてください
試験終了の合図とともに、工作物には一切触れることが出来なくなります
ですので工作物が完了したら名札を取り付けましょう
普段の練習ではしていないはずですので要注意です
技能試験工作物の確認と注意点
工作物が完了して確認すべき点は以下の通りと考えます
この考え方は前回不合格だった反省も踏まえています
受験がまだの方にはわからない内容かもしれませんがご了承ください
ほかにも候補問題によって注意点が異なりますが、上記は大体どの候補問題にも当てはまると思います
私が前回の技能試験で不合格だった理由を考えたのですが(不合格の場合、何がダメだったか教えてくれません)
恐らくリングスリーブの圧着時、心線被覆をかみこんで圧着してしまったのかなと想像しました
何故そう思ったのか、それは試験会場を退場する際、各列で受験者が退場していくのですが(恐らくコロナ感染対策のため)退場する最後の人間が私でした
各受験者を見ると心線被覆から少し離してリングスリーブを圧着しているのが見て取れたからです
私は後ほど説明する合格クリップも使っていませんでしたので、指で押さえて圧着工具を使っていたのでかなりズレます
確認はしたつもりですが、心線被覆をかみこんで圧着する箇所があったのかもしれません
確認は出来る限り入念にしておいた方が良いので、工作物を作り上げる時間は短いほどいいはずです
所持していた方が良いツール
ちょっと遅いと言われるかもしれませんが、次の試験を受験される予定の方にも便利かなというツールをお伝えしたいと思います
前回受験をして不合格になってあった方が良いと断言できるツールです
電気工事会社に勤務していない場合、最初から一式道具を用意すると思うのですがとりあえず試験をちゃんと受けるためのツールはこちらです
技能試験に必要な圧着工具やケーブルを切ったり心線被覆をストリップする工具、ドライバーなどが一式になっています
また配線ケーブルなども全部そろっているので、これで試験を受けるまでの練習ができます
金額は高額なのですが、大体一式そろえるとこのくらいになってしまいます
基本が上記したものとなりまして、試験当日使えるもの使えないものがありますが、これがあったら絶対に作業が捗るものを紹介します
合格シリーズ3点セット
これは絶対にあったほうが良いです
金額もそこまでしませんし、作業効率も上がります
合格クリップ【P-926】は各ケーブルを束ねるクリップでケーブルをリングスリーブで圧着する際まとめて上げるとスムーズに圧着が出来ます
合格マルチツール【DK-200】は栓抜きのような形をしているもので、スイッチやコンセントにケーブルを差し込んで間違った時に役立ちます
そのほか、リングスリーブが心線が多いとき差し込みずらいときにも役立ちますし、アウトレットボックス作業の際も重宝します
合格ゲージ【P-925】も心線被覆をストリップする長さをいちいち図らなくてもストリップする場所で図ることが出来るのであったらすごく楽です
↓写真のように使います
毎回長さを図らなくていいのですごく便利です。ホーザンのP-958にクリップをつけてあげるように取り付けます。簡単に取り付け可能です。都度長さを計測しない=時間短縮になります。
上記した通りコスパにも優れています
私は前回試験の際、これらのツールは一切利用しませんでした…
合格配線チェッカー
こちらのツールは工作物がちゃんと電気が通っているか、スイッチやコンセントがちゃんと通電しているかを確認するツールです
こちらは残念ながら試験会場に持ち込むことが出来ませんので注意してください
こちらも私は毎回作成した工作物がちゃんと通電しているかを確認をしませんでした…
もしかしたら、このチェックを怠っていて試験当日も配線図を誤り、動作しない工作物を作ったせいで不合格になったのかもしれません
ですので確認の意味でもこちらの購入も強くおすすめします
値段は少し高いのでその辺も購入を躊躇ったのですが、今考えるとすぐ購入すべきでした…
その他用意するもの
あとは、ドライバーが上記した基本セットだと、大きなドライバーがついてくるので作業がしづらいので小さなドライバーを用意しました
試験ではインパクトなどの電気工具は使用できません
あと手袋は購入したほうが良いと思います
電気工事の工作物は手や腕に傷を作りやすいものになっています
もし大量に出血をして退場を余儀なくされた場合困りますし、作業中手が滑らないようにできますから作業手袋は必須です
金額はそこまで高くないもので良いと思います
私はワークマンで99円の作業手袋を購入しました
以上が用意した方が良いツールでした
まとめ
今回は、電気工事士の技能試験直前ということで、対策に関して記事にしました
私は一度試験を不合格になっていますが、その分お伝え出来たこともあったと思います
技能試験は一つもミスが許されないので、試験当日は独特な緊張感もあります
その意味でも会場には早めに到着して、その空気に慣れるのも重要かもしれません
作業は出来なくても、配線図をテキストで追うことも出来ます
当日は私も頑張りますので、皆さんも全力を尽くしていい結果を出せるように一緒に頑張りましょう!
今回は以上となります
最後までご覧いただき、ありがとうございました
だいた(@daita_fudousan)
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