こんにちは 秋田県で不動産投資をしております だいた(@daita_fudousan) と申します
今回は昨年12月25日に受験しました、第二種電気工事士の技能試験についてお伝えしたいと思います
第二種電気工事士の資格は、実務経験もなく受験できる資格で最初に筆記試験を受験しパス出来たら、今度は技能試験が待っている資格試験です
今回私は、筆記試験はパスできたのですが、本当に残念なのですが技能試験に失敗してしましました…
本来合格の報告を含め、どうしたら資格試験を合格できるかの記事にしたかったのですが、この失敗も次に受験する方にとって参考になるかなと感じ記事にします
これから電気工事士を受験しようとされている方で、一発合格を目指す方にとってこの失敗談は参考になると思います
最後までご覧いただけたら幸いです
【受験者必読】第二種電気工事士の技能試験が不合格でした
今回紹介したい内容は以下の通りです
順を追って説明して参ります
第二種電気工事士で出来ること
第二種電気工事士で出来ることは、家庭内のコンセントや大きいものでエアコンなどの交換が行えます
家庭内での電気工事をする際には資格が必要で、第二種電気工事士の資格獲得をするとそれが可能となります
この資格を受験したのも、自分の物件のコンセントやライトを交換したいのと、業者に依頼すると技術費がかかる(労務費といいます)ので
コスト削減のため受験をしようと考えました
以前電気工事士に関しての記事もまとめていますので、そちらも参考にしてみて下さい
ちなみに、電気工事士の受験勉強をしてれば、室内のケーブル配線をみてビックリすることがなくなります
どのようにケーブルに電気が来ているのかわかるようになり、普段見慣れないケーブルも大体わかるようになります
また電気工事の見積もりに関しても、普段であればチンプンカンプンな名前が羅列されますが、何が使われているのかが大体わかるようになります
電気工事士の資格勉強と受験は不動産投資をしていれば、見積書の内容がある程度わかるようになるのでおすすめです
筆記試験に関しての考察
筆記試験はマークシートで四者択一、計50問出題され正解で1問につき2点が加点されます
最高得点は100点となり、合格ラインは60点以上が目安です
理系の試験なので計算問題も3~4問出題されます
普段理系の試験や仕事をしていないとかなり戸惑うと思います
毎年の合格率を見ると、大体60%~70%の合格率となるようです
筆記に関しては、私も合格できました
勉強方法は独学で十分合格可能です
私は文系の学生で理系の勉強は本当に数十年ぶりでしたが、それでも1カ月、勉強時間が1日1.5時間あれば十分合格は可能です
参考にしたテキストはこちらで、この1冊があれば十分合格ラインまで届きます
私の点数は自己採点で76点でした
このテキストから計算問題もほぼそっくりそのまま出たので、計算問題が苦手な方にもおすすめです
テキストは最初から読むと、電気の話にあまり興味がないと挫折しますので(笑)
問題から読んで(もちろん最初は分からない)答えを見て、どういう理論で答えになるかを書いているページに戻ってそこを読んで、次の日もう一度解きなおす
この作業を10問ずつくらいやっていたと思います
技能試験に関しての考察
技能試験は筆記試験合格通知から1カ月半後に実施されます
こちらのサイトに登録していると、もう少し早く試験合格の通知が確認できますのでおすすめです
登録も無料ですし、インターネット経由からの試験申し込みがおすすめです
技能試験に関しましては、課題が最初からほぼ決まっています
13種類の電気工作物のうち1種類を作成するのですが、試験会場によってランダムに出題されます
制限時間は40分です
制限時間内に電気工作物を作成し、欠陥なく(ミスなく)作成できれば晴れて第二種電気工事士の試験合格となり資格がもらえます
この欠陥なくが、今回私が試験不合格になってしまった要因です
電気工作物はミスなく作成しなければいけないので、しっかりした練習と確認が必要だと痛感しました
私が今回購入した技能試験合格ツールはこちらとなります
正直かなり高いです
電気工事士の受験料も実は9,600円くらいかかっているので、実は試験合格までかなりの出費の覚悟も必要です
工具も何もない状態でしたので、工具付きであと先ほどお伝えした通り、合計13パターンの試験なので練習は最低2周はしておきたいということで
こちらのセットを購入しました
技能試験用のテキストもついているので比較的おすすめできる内容かと思います
また、電気工事士試験の専用で商品販売をしているサイトも見つけましたのでご案内します
電気工事士試験の機材や部材がそろう、電気工事士試験対策総合専門会社 ジェイメディアネットです
最初に紹介した電光石火セットは、工具類も入っている値段ですが、こちらのジェイメディアネットの商品は
工具も単品で購入できますし、何よりレンタルというサービスもあります
練習していると完成品のケーブル類を、なんとそのまま業者様に返却できます
正直、廃材はどうしようか悩んでいたので、このサービスは試験を受けた人ならわかるのですがかなりいいサービスだと思います
ケーブルには心線の部分が銅ですので、そちらを分解して売却すると考えているならレンタルの必要はありませんが、バラすのにかなり根気と時間がいります
2回目の試験は、レンタルを実際に利用してみました
圧着したリングスリーブをそのままで返却も可能なので、返却処理にかかった時間は1時間かかりません
一方、購入したものは1回目で経験しているのですがばらすのに1ヶ月くらいかかったので本当に面倒です
ですので、レンタルで利用できるのであればそちらの方がずっと楽です
\電気工事士技能試験教材はこちらが便利/
電気工事の会社勤めやビル管理の会社に勤めていて工具の持ち出しがOKな会社であればもう少し費用を抑えられるかもしれません
何故技能試験で失敗してしまったのかの考察
試験当日、制限時間内に電気工作物の作成はできましたし10分ほど余裕もあり、確認作業はかなり入念にしたつもりでした
それでも結果は不合格でした…
ここでは何故不合格だったのかを考えます
何しろこの試験の一番不親切な点は、技能試験の工作物にどこが欠陥があるのか全く教えてくれない点にあります
この反省点が自分の次回受験時のポイントとなりますし、これから受験されて一発合格を目指す方にとって参考になったらこれ以上うれしいことはありません
順を追って失敗した部分を振り返ります
電気工作物が動作するか練習のとき確認しなかった
この電気工作物は、電気を通電させてちゃんと動作しなければいけません
実は私は技能試験を練習してきて、ちゃんと通電するか確認作業を一度も行いませんでした
何故なら配線さえちゃんと間違っていなければ大丈夫だと勝手な判断をしていたためです
これだけお金をかけてきたのに、この合格配線チェッカーの購入をケチってしまったのがまず受験失敗のポイントだったかもしれません
電気工作物を作成して配線通りに作ったつもりでも、ちゃんと出来ているかの判断を誰もしてくれないので
この判断材料は必要だったかなと反省しております
作業を楽にするツールの購入をケチった
こちらも作業ツールに関してお金をケチってしまって今考えると後悔しています
この電気工事士の技能試験は1つ失敗すると不合格です
例えば赤と白のケーブルを一緒にしてくっつけてあげる作業があったとして、ほかの部品からのケーブルがたくさん交わることで
どのケーブルをくっつけてあげないといけないのかをちゃんとクリップでまとめてあげることで、間違ったケーブルをつなぐことも防げると思います
このツールの購入をケチってしまったのも失敗でした…
こちらのツールです
ケーブルをまとめたうえで、ケーブルをリングで圧着したり、コネクターでつけてあげる作業があるのですが
その場でケーブルを束ねて圧着するので、もしかしたらそこでケーブルの圧着をミスしているのかもしれません
ケーブルを束ねてくれるのが合格クリップ【P-926】です
合格ゲージ【P-925】はVVFストリッパー【P-958】に取り付けて心線被覆を向くときの長さをいちいち図らなくていい優れものです
合格マルチツール【DK-200】も優れものです
先端を差し込めば差込コンセントのケーブルを抜くときマイナスドライバーを使うより数段楽になります
ジョイントボックスのねじ切り、電線管の取り付けの際にも使えます
またリングスリーブが入りづらいときに押し込むことも出来るので個人的に一番役に立っているのが【DK-200】かもしれません
これらのツールを駆使すると時間の短縮や制度UPに繋がりますので、この辺はケチらず最初から用意しましょう
作業時間を軽減して確認時間を捻出すべきだった
一か所でも欠陥があれば不合格ですので、もっと作業時間を減らして、確認時間を捻出すべきだったと思っています
Twitterで同じ試験の勉強をしている方たちで大体合格されている方を見てみると作業時間が早いと感じます
具体的にな数字を言いますと、合格されている方は40分の制限時間のうち完成時間は25分くらいです
対する私は完成まで大体30分前後でした…
最初はそのタイムを計る作業は意味ないのではと試験終了まで思っていました
タイムで加点があるわけでもありませんし、スピードを競う試験でもないためです
あくまで一つの電気工作物を完成品として提供できればいいと考えて、丁寧に作業することに集中していました
でもよくよく考えると、丁寧に作業すると言っている割に、ちゃんと電気工作物が完成しているか確認していない私です
不合格になるべくして不合格になったのではと今思うと感じます
少し話がそれましたが、できる限り早く正確にすることで、確認時間が捻出できます
沢山確認できることで、ミスのない作品となりますので、時間捻出は重要で、かつ上記した合格ツールを使うことは大事です
是非とも受験される方は、合格ツールを使って欠陥の無い作品を作り上げてほしいと感じます
次回の受験前には合格ツールを私も購入して練習して参ります
なお、先ほど紹介した合格配線チェッカー【Z-222】は試験会場に持ち込めません
合格クリップとマルチツールは持ち込み可能です
『技能試験の概要と注意すべきポイント』を一読しよう
試験1週間前にYouTubeを見ていて教えて頂いたのですが、『技能試験の概要と注意すべきポイント』は、かなり重要なので一読してもらいたいです
私はこの『技能試験の概要と注意すべきポイント』を一度も確認せず受験してしまいました
こちらには欠陥となる理由が掲載されています
PCやスマホがあれば確認できますが、電気工事士技能センターのホームページが非常に分かりずらい設計になっています
URLを張り付けておきます
PDFファイルが2つあるのですが、どちらも一読してもらいたいです
特に『技能試験の概要と注意すべきポイント』に関しては、写真も掲載していますので分かりやすいです
私がもしかしたら不合格になったのかもというものもあり、一度確認は必須です
ちなみに不合格かもと思ったのは、リングスリーブの圧着時、心線がちゃんと圧着先に全部出ていないといけないのに出ていないと欠陥という点でした
これは試験時見逃していたので、この辺で不合格になった可能性があります
技能試験を失敗してもあと1回チャンスあり
今回、第二種電気工事士の技能試験は不合格となりました
合格率は70%ほどと聞きまして、皆さんしっかり練習されて受験されたのだなと思いました
ですので、やはり独学で簡単に受かる試験ではなかったと感じています
ただでさえ私は人より不器用な人間なので、もっとちゃんと取り組まなければいけなかったと反省しています
ただ、第二種電気工事士は技能試験に一度不合格でも救済措置があります
次回の第二種電気工事士試験の技能試験だけエントリーは可能で、筆記試験も合格しているので免除されます
プレッシャーは半端ないと思いますが、しっかり技能試験対策をしたうえで再受験をします
次回は良いご報告ができるように、しっかり準備したいと思います
2回目の試験は無事合格判定となりました!
上記の内容を注意しつつ実践したところ、合格できました
合格してもう一度注意点をまとめたので、こちらも宜しければご覧ください
まとめ
今回は、第二種電気工事士の試験に関して、不合格だった私の気づきに関して記事にしました
この記事を上げるのも、調べなおすのも正直嫌だったのですが、これから電気工事士の試験を受験しようとしている
不動産大家さん、仲間たちに少しでも参考になってくれたらと考えて記事にしました
少しでも参考になってくれたらうれしいですし、正直技能試験を失敗する確率は3割なので
よくよく考えたら結構貴重な体験を私はしているかもしれません(笑)
次回はしっかり合格して、電気工事が出来る大家さんになりたいです!
今回は以上となります
最後までご覧いただき、ありがとうございました
だいた(@daita_fudousan)
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