こんにちは 秋田県で不動産投資をしております だいた(@daita_fudousan)と申します
今回私は自分の物件をDIY出来るようにしたく『第二種電気工事士』の試験を受験しました
この試験は、筆記試験と技能試験の両方を合格できないと免許がもらえません
私は筆記試験は1度で合格できたのですが、技能試験に関して1度不合格となりました
技能試験は2回チャレンジ出来まして、今回の2回目で合格できました
1回目の不合格は大変ショックでしたが、この経験が皆さんの受験に役立つのではないかと考え記事にしようと思いました
筆記試験対策に関しては以前記事にしていますのでそちらをご覧ください
この第二種電気工事士の技能試験は不合格の場合、その不合格の原因を一切教えてくれないので非常に困ります
ですので今回私は1回目不合格、2回目合格という貴重な経験から、何を変えて合格したのか、何を注意すべきだったのかを個人的にに考えて記事にします
最後までご覧いただけたら幸いです
【受験者必見】第二種電気工事士の技能試験で注意すべき4点
今回紹介したい内容は、以下の通りです
順を追って説明して参ります
心線被覆を嚙みこんでしまっていた
噛み込みに気づいたのは1回目の試験終了時、退席する際です
電気工作物を図面通り作成して完成品を机の上に置いて退席するのですが、私は運よく部屋の退出が受験者の最後でした
最後だったので結構あたりを見回す余裕があり、受験者の工作物を見てみるとリングスリーブの圧着時電線から少し余裕を持たせて圧着していました…
ダメな見本の写真がありますので参考にして下さい
私が実際に練習していた際の圧着後のケーブル
丸の部分が噛み込んでしまっているように見える
合格者の作品はもう少し銅線が見えていた
見えすぎも欠陥にあたるのだが、3mmから5mmくらい見えるのが理想かなと個人的に感じる
ほかの圧着したケーブルも揃っていないし、美しくないw
これは技能試験のテキストにはかなり分かりやすく噛み込んでいる様子が欠陥にあたると写真にあったのですが
恐らく噛み込んでいそうでも欠陥と考えておいた方が良さそうです
1回目の試験当日もここまで下手ではなかったのですが、試験終了退席した際、他の受験生と比較して圧着部分が気になったのが最初不安になったポイントです
合格チェッカーを利用せず練習していた
1回目の技能試験練習では、電気工作物を作ってちゃんと通電するかの確認を怠っていました
テキスト通りに作成が出来ていれば問題ないと考えていたからです
合格チェッカーはこのような商品ですので、必ず購入をお勧めいたします
値段は多少しますが合格するためにケチらず購入しましょう
以外に結線の間違いで不合格もあると思います
問題によってはリングスリーブの圧着やコネクタ差込をする際間違えるケースも考えられます
練習時一度でも結線間違いがあればかなり注意して試験当日は望むはずなのでチェックはしっかりした方が良いでしょう
ちなみに、結線間違いを起こさないように合格クリップというのもありましてこちらも重宝しますのでこちらも紹介いたします
合格クリップもそうですが、マルチツールも合格ゲージもあると便利です
こちらも購入をお勧めいたします
確認時間を増やす努力を怠った
技能試験の制限時間は40分です
私は制限時間内に丁寧に作業して良いものを作れればいいと考えて1回目は作業していました
結果上記の写真のようなものを作っていたのですが…
2回目は早く作業を進めて確認する時間を作ることを意識しましたし、早く進めることによってトラブルが起きても対応しやすいと考え時間は意識しました
トラブルとは、リングスリーブの圧着ミスです
圧着には力(ちから)がいるので線がずれたり、圧着に意識がいって刻印する印を間違ってしまうケースもあるかもしれません
その時、再度圧着をし直すのですが、もう一度心線被覆を向きなおしたりするのは意外に時間がかかります
実は2回目の試験のとき、圧着ミスというかあまり気に食わない圧着になってしまったのでどうしようか迷ってケーブルを剝きなおしました
その時間は、作業スピードの向上があったおかげで対応ができ満足のいく圧着ができました
合格を目指すなら練習時、完成時間も意識して実施した方が良いです
ちなみに私はどの工作物も最低でも30分以内に出来るように意識していました
取り組む候補問題によっては30分以上かかってしまうものもあるかもしれませんが、出来るだけ正確に時間を意識して取り組むことが合格へのポイントだと思います
欠陥に関しての判断基準の資料を読んでいなかった
実は電気工事士の試験を受験する際に『電気技術者試験センター』のホームページを確認されてると思うのですが
そこに公式の欠陥にあたる資料がちゃんとあります
ホームページメイン画面の中段くらいにあります
私は1回目の受験時『技能試験の概要と注意すべきポイント』を一度も確認せず受験してしまいました
これも一読で良いと思いますので読んでおくようにしましょう
欠陥にあたるポイントが書いていて、例えばリングスリーブ圧着時ちゃんとすべての銅線が通っていてリングスリーブを通過していないといけない等、テキストではわからない指摘もあります
ページ数は結構多めで必要のない部分もあると思いますが写真付きの欠陥は参考になると思いますので一度ご確認下さい
以上4点が私が1回目と2回目で変化させた部分となります
特に今回一番注意したのが1番目のリングスリーブの圧着です
きれいに美しくをポイントに作業を心がけていました
オススメの電工セット会社の紹介
こちらは番外編なのですが、電工セット(ケーブルや必要な部材)を購入すると廃材の処理が非常に面倒ですのでレンタルするのを強くオススメします
私は1回目は電工セットを購入して、2回目はレンタルを利用してみました
レンタルとは圧着したケーブルなどを切って銅線を剥きだしたりする必要が全くありません
そのまま練習キッドを業者に送ってしまえばそれで完了ですごく楽でおすすめです
1回目の電工セットを現在処分しているのですが、銅線を剥きだすだけで1ヶ月くらい掛かってしまっていますw
レンタルの場合だと圧着ケーブルもそのままで練習部材もそのままで送り返すだけなので1時間もかからず完了できてずっと楽です
銅線を剥きだして売りたいというのであれば購入でもいいと思いますがそこまで大きな金額にならないと思いますし時間が勿体ないというのが正直な感想です
良ければこちらのサイトを覗いてみて下さい
ジェイメディアネットの練習材料セットです
時間が勿体ない方にはこちらでの購入がおすすめです
もう一つおすすめなのは「株式会社ヨコモリ電池屋コーポレーション」の電光石火シリーズです
こちらはレンタルはないのですが、アマゾンのアカウントがあれば面倒な住所入力やクレジットカード入力が必要ないようです
AmazonPayも利用できます
私はジェイメディアネットで候補問題13問を2回練習できる工具セットなしのものを購入しました
1回目は工具セットありのものを楽天で購入したためです
結構高額なのですが、独学で会社のフォローもない場合は致し方なく感じますがあとはメルカリ等でも工具をそろえても良いかもしれません
上記で紹介したサイトなら、どちらでも単品で工具も購入できますし、先ほど紹介した合格ツールに関しても
まとめ
今回は、第二種電気工事士の技能試験で注意すべき4点と題して記事にしました
上記したように私は1度試験を不合格となり、2回目に合格できたので少しレアな人間だと思いますw
そこから考えた不合格のポイントに関して個人的に記事にしました
次からの試験を受ける方にとって参考になってくれたら非常に嬉しい限りです
今回は以上となります
最後までご覧いただき、ありがとうございました
だいた(@daita_fudousan)
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